2009年5月アーカイブ

 NPOワーカーズコープが主催する子育てシンポジウムにパネリストとして参加してきました。本業である「聖愛幼稚園園長」として参加したんですが、青年会議所理事長として地域との関わりを持っているということも踏まえての人選だったと勝手に解釈して(^^)、幼稚園の話しをしつつ、さりげなく青年会議所の宣伝もしてきました。

 日曜日の午後1時から5時という長丁場のシンポジウムということで、地域の中でも特に意識の高い方々が出席されて、我々パネリストの発言にも真剣に耳を傾けていただきました。

 発言時間が10分と限られたものでしたが、「我が子の幸せを願うなら、周りの子を幸せにしましょう」といったようなこと軸に目一杯話しました。

 自己中心的な保護者のニュースを時々耳にしますが、あれは我が子を愛する余り、他の子のことが目に入っていないんです。悪気はないんです。でも、大きな勘違いがひとつある。それは、「我が子の幸せは他人の不幸の上に成り立つのではなく、他人の幸福の上にこそ成り立つ」ということです。
 我が子の周りにいる子どもたちが生き生きと毎日を楽しく過ごしていれば、我が子もいつの間にか幸せになるんです。

 「あんな子どもとうちの子を一緒のクラスにしないで下さい!」と先生に頼み込むより、どうして「あんな子」なのか、本当に「あんな子」なのか、どうすれば「あんな子」は「あんな子」でなくなるのか、といった側面から建設的に物事を考えた方が、結局は我が子のためになるんです。

 さらに、教育的な観点から「アナログゲーム」の素晴らしさを語り、さらにさらに7月に行われる青年会議所の例会も宣伝してしまいました。

 貴重な機会を下さったワーカーズコープの皆さん、ありがとうございました。

※ワーカーズコープは、福生市内の3つの児童館の管理・運営を市の委託を受けておこなっています。

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選挙で選ばれた委員で組織する理事長・監事選出委員会が事務局で開催されました。

この会議の中で次年度の理事長と監事を決めるのです。

 

話し合いの結果、自ら挙手して立候補した入江誠一君を次年度理事長とすることに決定致しました。

私としては、理事長という特別な役職を「推されて」ではなく、「自ら」引き受けてもらいたいと常々思っていたので、入江君が自らの想いを語り、立候補する姿を見て、本当に嬉しく、そして心強く感じました。

今年度あっての次年度」とよく言われます。次年度体制が固まりつつあると、どうしても気持ちが次年度に移りがちになるので、「今年度もちゃんとやってくれよ!」的な意味で使われているようです。

でも、私はこう思うんです。

今年度体制は1月から走ってきて、それなりにスピードにも乗っています。でも、次年度体制は現在スピードゼロ。エンジンを掛けたばかりの状態です。しかも来年の一月までにしっかり加速しなければならないのです。

その違いを踏まえた上で、今年度と次年度の力の配分を考えてもらえればと思っています。

一年単位で組織が変わることは、青年会議所の長所であり短所でもあります。この諸刃の剣をうまく生かすためにも、次年度体制が十分な備えと加速を持ってスタートできなければならないのです。

ということで、問題提起の意味も含めて、敢えて言います。

「次年度あっての今年度」だと!

6月例会の打ち合わせということで、拡大友好委員会の濱田委員長がやってきました。

6月例会は「タメになる話」ということで、私にも30分ほどの時間をいただきました。うーん、「タメになる話」って難しいですねぇ。一体、どんな話をすればよいのやら・・・。

委員長「理事長の好きなことでいいですから語っちゃって下さい」

私「いや、好きなことって言っても、『ビートルズの最高傑作について』じゃータメにならんでしょ?」

委員長「大丈夫ですよ!」

私「いや、まずいって。『三國志について熱く語ります』とかでもなあ・・・?」

委員長「大丈夫ですよ!」

私「いや、まずいって。」

 

濱田委員長の「なんだかんだ言っても理事長はちゃんとやってくれるはず」という「信頼の眼差し」が私の心に突き刺さりました。

というわけで、 「タメ」になるかどうかは自信はありませんが、精一杯話をさせていただきますので(もちろん、ビートルズや三國志の話ではなく・・・)、メンバーの皆さんにおかれましては入会を検討中の方を多数誘って出席して下さい!

 

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えー、理事会議です。

・・・すみません、6月9日に書こうってのがそもそも無理なんですよね。

「日記は貯めて書かないこと」、小学生も知っている常識です。

 

ふっさ七夕まつりに参画するのですが、その内容について大いに意見が交わされました。

担当の鳥居委員長、多くの意見を糧にして、がんばってくださいっ!

先週の水曜日に風邪でダウンし、ちょうど一週間、寝込んでおりました。「一日ゆっくり休めばあっと言う間に復調だ!」と高をくくっておりましたら、まさかの「一週間」でした。年齢を感じざるを得ません・・・。

ちょうどその頃から新型インフルエンザの国内感染があり、マスコミも大きく騒ぎ出しまして、病院でも何度となく「海外には行きましたか?」「関西方面には?」と聞かれました。(検査の結果、インフルエンザではなく、ただの「風邪」だったわけですが)

毒性は低いとのことですので、パニックにならず、落ち着いて対処すべきですね。某オークションでは500円のマスクが1万円で落札されたとか・・・。売る方も売る方なら、買う方も買う方という気がします。こういうときこそ、「冷静に自分の頭で考える」訓練をしたいものですね。

<厚生労働省の情報サイト>

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 会員研修委員会による5月例会「身近な公園からまちと自然を考える」がおこなわれました。NPO法人自然環境アカデミーの野村さんを講師にお迎えしてお話しを聞き、また、実際に公園&河川敷のゴミ拾いをしながら、地域の自然や環境問題について考える機会を持ちました。

 野鳥の保護活動もおこなっている野村さんからは、プラスチックゴミを飲み込んだり、捨てた釣りバリを飲み込んだり、スズランテープが足に絡まったりして死んでしまう野鳥が数多くいることを知らされました。

 環境問題については以前のブログにも書きましたが、非常に幅広い問題でおいそれと解決できるわけではありません。しかも、「自然保全」「ゴミ」「温暖化」といった解決アプローチが異なるものが「環境問題」としてひとくくりにされているわけですから、困ったものです。さらに、マスコミのトレンドはもっぱら「温暖化」ですから、「温暖化さえ気をつけていればそれで良い」といった世間の風潮にも疑問を感じざるを得ません。

 といったようなことをあれこれ考えながら、また、メンバーと話をしながらゴミ拾いをしました。

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↑自然環境アカデミーの野村さん。手にしている写真は捨てられた釣り針がクチバシにささっているカルガモ(無事に保護されました)

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↑2時間程度のゴミ拾いでしたが、これだけ集まりました。

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 都合が付かない副理事長の代理で委員長が2名、出席してくれました。

 今回も熱く意見が交わされました。特に「ふっさ七夕まつり」への参画をめぐって多くの意見が出ました。「青年会議所らしい参画とはどうあるべきか?」改めて深く考えるきっかけとなりました。毎年、引き継いでいる事業だけに、改めて「何のために」「どうすべきか」を考えて、目的をしっかりと定め、メンバーで共有することは非常に重要だと思いますし、大いに議論していただきたいと思います。

 福生JCのOBである石川太郎先輩が叙勲されるということで、そのお祝いパーティが開かれるのですが、そこで伝説のJCバンド(!)「ガリバーズ」が復活することになりました(前座としてですが・・・)。

 メンバーは、ボーカル:田畑先輩、ドラム:渡辺先輩、ハーモニカ:石川先輩、ギター:武藤先輩、ベース:野口、でございます。

 この日、初のミーティングが石川酒造のビール小屋でおこなわれました。ガリバーズの元祖ベーシスト角田先輩も駆けつけて下さり、久々のライブに向けて大いに気炎を上げました。同時にJC談義にも花が咲き(なにせ4人が歴代理事長)、多くの気づきと励ましをいただきました。

 本番は6月27日! さて、どうなることやら!?