会員研修委員会による5月例会「身近な公園からまちと自然を考える」がおこなわれました。NPO法人自然環境アカデミーの野村さんを講師にお迎えしてお話しを聞き、また、実際に公園&河川敷のゴミ拾いをしながら、地域の自然や環境問題について考える機会を持ちました。
野鳥の保護活動もおこなっている野村さんからは、プラスチックゴミを飲み込んだり、捨てた釣りバリを飲み込んだり、スズランテープが足に絡まったりして死んでしまう野鳥が数多くいることを知らされました。
環境問題については以前のブログにも書きましたが、非常に幅広い問題でおいそれと解決できるわけではありません。しかも、「自然保全」「ゴミ」「温暖化」といった解決アプローチが異なるものが「環境問題」としてひとくくりにされているわけですから、困ったものです。さらに、マスコミのトレンドはもっぱら「温暖化」ですから、「温暖化さえ気をつけていればそれで良い」といった世間の風潮にも疑問を感じざるを得ません。
といったようなことをあれこれ考えながら、また、メンバーと話をしながらゴミ拾いをしました。
↑自然環境アカデミーの野村さん。手にしている写真は捨てられた釣り針がクチバシにささっているカルガモ(無事に保護されました)
↑2時間程度のゴミ拾いでしたが、これだけ集まりました。
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