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2010年理事長所信

入江誠一理事長
福生青年会議所
第33代理事長
入江誠一

はじめに

 戦後の日本は、高度成長を遂げ、経済的に豊かになり物が溢れる社会になりました。しかしバブル経済崩壊後、国民の多くが生活苦を余儀なくされ、長引く不況の中、個人個人が生き残りをかけ経済の建て直しを図る事に多くの力を費やし続けて来た結果、心身共に疲れ果てた人々の叫びを社会全体で見て見ぬふりをしてしまって来たのではないでしょうか?少なからず本心は見て見ぬふりはできないという心が、必ず一人ひとりに備わっていると思うのです。しかし、自分がお節介をやく事でどう思われるか、それが果たして必要なのかと、相手の反応を気にし過ぎるがゆえに行動を起こす事をためらい、心のどこかで自分ひとりが動いても変わらないと思い込んでしまう社会を、自然に作り上げてしまったのかもしれません。また現在は、失業率が過去最高にまで達し、就職難に溢れる人々、仕事が少なく生活に苦しむ人たちは、私たちの住む地域にも数多くいる深刻な状況です。心の悩みを抱えて生きる望みを無くしてしまい、自ら命を絶ってしまう人々も年々増え続ける一方であります。

私たちの使命とは・・・

この深刻な現状を打開して経済の安定と、一人ひとりの心の豊かさを取り戻すのは時間のかかる事だと思います。しかし、私達の国は、世界に誇れる価値観と創造性を兼ね備えた誇り高き日本国であります。戦後の混沌とした暗闇の中を「新日本の再建は我々青年の仕事である」と、「英知」と「勇気」と「情熱」を持って東京青年会議所(現在の社団法人 東京青年会議所)が日本に誕生致しました。当時の日本の再建を担い、青年たちが立ち上がった時の様に、現代に即した新しき価値観を見出して、地域社会の再建を誓い合い行動を起して行く事こそ我々の使命であり、なかんずく受け継がれた青年会議所の信念だと思います。
 私たちJAYCEEは、その責任と自覚を深く心に刻み、「明るい豊かな社会を築きあげよう」との、大目的を旗印にして今一度、異体同心の団結で率先して行動をおこし日本社会の為に事業を展開して行く事こそ、私たちに託された使命だと思います。
 どこまでも地域の目線に立ち、誠実にまちづくりに取り組み地域の皆さまのお役に立つ運動を展開し、生きて行く上で欠かす事のできない、人と人との思いやりの心をつなげるアドマイヤー型社会の発展のお力になれる様、全力で活動して参ります。

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2010年度福生青年会議所理事長ブログ「1972」NINETEEN SEVENTY TWO
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