多摩青年会議35周年記念事業

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ワタミグループの会長である渡邉美樹さんの講演会を聞いてきました。

友人に勧められ、渡邉さんの著作も読んだのが最初の「出会い」でしたが、その圧倒的なパワーに完全に飲み込まれてしまいました。「夢を叶える」なんていうちょっと恥ずかしい台詞を堂々と掲げ、しかも確実に実現させていく・・・「一生懸命は格好悪い」という価値観の中で育ってきた私にとって、渡邉さんの生き様は大きなカルチャーショックでした。

それから何年も経ち、どういうわけか私もJCという「一生懸命な団体」で活動するようになり、当時とはずいぶんと価値観も変わってきたので、自分の中に渡邉さんの話がどのように響くのか、楽しみにしながら会場に入りました。

あっと言う間の1時間半でした。

まずは、話の巧さ。口調、テーマ、笑顔、間、テンポ、いずれも本当に勉強になりました。

もちろん、内容も濃かったです。「成功し続けている優秀な事業家」というのは実は存在しなくて、結局「すごい人」(なんて抽象的!)が事業すれば事業で成功し、ボランティア活動をすれば素晴らしい結果を出し、教育に携われば優秀な人材を輩出する、そういうことだなと思いました。

渡邉さんが最後に、「私は運が良かっただけだと思っている。ただ、運を引き寄せたのは、きっと自分の努力している姿を神様が近くて見ていたからだと思う」とおっしゃっていました。この謙虚さ、そして、自分の努力に対する圧倒的な自信、そして実に楽しそうな笑顔・・・言葉ではうまく説明できないのですが、やはり「すごい人だ」と驚嘆するしかありませんでした。

同時に、「すごい人」になる切替ポイントは決して自分の手の届かないところにあるわけではなく、すぐ近くにあって、自分の気持ち次第でエイッと切り替えられるんだなと感じました(なかなか踏ん切りが付かないのが、ワタクシが凡人たる所以ですが・・・)。

多摩青年会議所皆さん、貴重な気づきの時間をいただき、本当にありがとうございました!

 

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