6月11日、羽村市、福生市、青梅市、瑞穂町で構成する西多摩衛星組合で東日本大震災で被災した
宮城県女川町のがれきの受け入れを始めたとのこと。
多摩地域での受け入れは初めて。
この日の搬入量は8トンでほぼ全て木くずとのことでした。
一般の可燃ごみに少量ずつ混ぜて燃やすそうです。
燃やしたあとの灰は日の出町の施設でエコセメント化されるとのこと。
トラックで運び込まれたがれき。
多くの周辺住民は被災地のがれき受け入れに反対ではないそうですが、一部の住民は
受け入れに反対で抗議活動などがあったそうです。
確かに反対する方の気持ちもよくわかります。
特に放射能というのは目に見えないものなので、特に小さい子供がいる方などは
きっと自分のことより子供達の事が気になるのでしょう。
私も子供が1歳5ヶ月と小さいので、自宅が焼却場の近くだったらどう思うか?
などと考えてしまいます。
福生青年会議所でも震災以降多くの復興支援に携わってきましたが、今一番の問題と言っても
いいくらい、がれきの処分は問題になっています。
被災された現場からはがれきはどいたものの、そのがれきは数ヶ所に山済みになっている
状況です。
現地だけで処理できない以上、どこかで処理をしないといけません。
まして、相手は目に見えない放射能を浴びたがれきです。
本当に大変な問題だと思います。
日本全国の行政機関などでしっかりと協力をしながらこの問題を解決しなければなりません。
あくまでも、受け入れるがれきの放射能の数値が基準値以下の話ですが、被災がれきを受け入れることを
了解することも立派な復興支援の一つだと感じる今日このごろです。。
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