11月3日
今年最後(予定)の被災地支援に宮城県亘理まで行ってまいりました。
今回は他団体からまとまった活動資金をいただいので
それを元手に布団を48組購入し、仮設住宅には入っていないが
津波の被害で、布団が使えなくなった家庭に配ってまいりました。
あぶくまJCの鉾建理事長の会社に届けられた48組の布団
震災から7ヶ月以上が経ち、復興への作業が政府行政主導で行われていく中で
私たちがすべきこと、私たちでなければ出来ないことを模索してきました。
公平性を重んじることにより、線を引かなければならず
線の中に入れなかった人たちを助けると言うのが私たちに出来ること、私たちがすべきことではないかと思い
今回の支援をするに至りました。
面倒ではありますが、布団を一軒一軒に届けることにより
震災当時の状況、今の生活状況、今後の生活について話を聞くことができ
被災された方々への理解が深まりました。
また今回は、希望者の募集、配布の段取りについては現地の震災ラジオ局であるFMあおぞらの吉田さん
配布にあたり、まったく土地勘のない私たちをサポートしてくれたあぶくまJCのメンバーのお陰で
無事布団を配り終えることができました。この場にて改めて御礼申し上げます。
被災された方々は、強い気持ちで前を向いて生活していらっしゃったというのが、
今回いろいろな人と話をして、また様子を見て感じたことです。
微力ながらもその支えになるよう来年以降も活動をしなくてはと思いました。
こちらのお宅のおばあちゃんはこの自宅の2階からヘリで救出されたと言ってました。
畳だった床はひとまず板張りに直してありました。
こちらのお宅は、廃材を利用して自分で浸水部分修理したそうです。
布団がおいてある縁側も震災後に作り変えたそうです。たくましい。
やく1000世帯ほどあった地域ですが、30世帯ほどの人が戻ってきて生活しているそうです。
全壊して基礎しか残ってない家、一階部分の壁がない家、
かろうじて浸水だけで住んだ家と様々でした。
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